サグラダ・ファミリア
(Temple de la Sagrada Familia)
言わずと知れたアントニオ・ガウディの傑作のひとつ。
1881年から建設を開始し、今も尚進行中であることは、あまりにも有名。
シンボリックなその姿にまず圧倒される。
ディテールの美しさにはただただ感心するばかり。彫刻もまたしかり。建築全体が一つの彫刻であり、それに携わる人々から伝わる熱意に感動。設計者の意図を理解し、それを忠実に現実のものとする。施工者の意地と言うか、プライドみたいなものを感じました。
ガウディは日常の中から様々なヒントを見つけたと言われているのは、よく知られたところ。随所になるほどねーとうなずく機会がありました。
教会そのものをキリストの生涯を象徴する巨大な像に見立て、「生誕」「受難」「変容」の3つのファサードを持つ。ガウディの生前に完成したのは、この「生誕」の門のみ。
「生誕」の門